この記事の要点
- ホットフィックス(5.3.2.1/6.0.2.1)で、キー・フレーム選択時に誤ったレイヤーが選ばれる等のレイヤー関連問題と、保持フレーム挿入・削除時のクラッシュが修正された。
- Android版の寄付方式が見直され、サポーターパック購入でブラシやテンプレート等のリソースバンドルをアプリ内から直接ダウンロードできる仕組みに変更され、購読で全バンドルへのアクセスを提供する案が示された。
- Krita Nextでは、外部FFmpegを使えないAndroid向けにMediaEncoderを用いてRecorderのタイムラプスを書き出す方法が導入され、将来的にアニメーションレンダリングへの応用も計画されている。
制作影響度82/100
3DCG アニメーション
安定版の不具合修正とAndroid向け機能追加
5.3.2.1/6.0.2.1のホットフィックスで重大なレイヤー選択挙動と保持フレーム関連クラッシュを修正。Android版ではサポーターバッジ方式からアプリ内でリソースバンドルを購入・ダウンロードできるサポーターパック方式に切り替えられ、インターフェーススケール調整の初回プロンプトなども追加された。
制作ワークフローへの直接的な影響点
レイヤー選択の回帰と保持フレーム関連のクラッシュ修正により、アニメーション編集時やレイヤー操作での不具合による作業中断が軽減される可能性がある。Androidでの資源バンドル提供は、モバイル環境でアセットを手軽に入手できる点が変化点となる。Recorderのタイムラプス出力改善は、Android上での動画書き出し手段の拡張を示している。
主な対象:デジタルイラスト・アニメーション制作者、Android版Krita利用者、ベータ/ナイトリービルドを試すテスター
アセット取得と出力機能の新たな選択肢
Android公式ストア版でアプリ内からリソースバンドルを購入・ダウンロードできるようになり、モバイル環境でのアセット導入が容易になる点が挙げられる。また、MediaEncoderを用いたRecorderのタイムラプス書き出しが導入され、Android上での動画生成手段が広がる見込み。
一次情報で確認できる範囲の注意点
今回の報告は実装や挙動の変更を伝えるものであり、詳細仕様や価格・提供範囲などは一次情報に明記されていないため本記事では記載していない。
公式情報
Krita News:Monthly Report – June 2026
元情報公開日:2026年6月29日