この記事の要点
- Resolve上で範囲を指定し解析すると、実録のロイヤリティフリー効果音がタイムライン上の新トラックへ直接配置される。
- 解析はAIを補助的に用いてマッチする既存録音素材を選び組み合わせる方式で、音自体は合成ではなく既存録音を利用する。
- 素材は既定のKrotosフォルダに保存されResolveのMedia Poolへ追加される。解析回数に月次の利用上限があるプラン構成が明記されている。
制作影響度82/100
アセット管理 音声
Resolveタイムラインへ直接レンダリングされる効果音配置
選択したタイムライン範囲を解析し、既存の録音素材を選択・組み合わせて新トラックへ自動で配置する機能が追加された。
制作に効く変更点
- タイムライン上でIn/Outを指定して解析→効果音が新トラックへ自動レンダリングされる機能追加
- フットステップなど映像に同期した初期サウンドパスを自動生成し、表面や音色をワンボタンで差し替え可能にした点
- 解析で選んだ素材をローカルのKrotosフォルダに格納し、ResolveのMedia Poolへ自動追加する運用
制作フローの差分
変更前:従来は外部の効果音ライブラリを検索し、個別にプレビューしてタイムラインへドラッグ&ドロップし、手作業で位置合わせや差し替え・調整を行っていた。
今回:Resolve内で範囲をマークして解析を実行すると、マッチした実録効果音が新しいトラックへ自動で配置され、ワンクリックで別素材への差し替えや微調整ができる。素材はローカルのKrotosフォルダに保存されMedia Poolへ追加される。
実務上の差:外部アプリやファイルブラウザでの検索・個別試聴・手動配置の工程が省かれ、初期の“使える”サウンドパスを自動生成してから編集・差し替えする流れに変わる。解析回数の月次上限に基づく利用管理が新たに必要になる。
編集工程の初期音付けを短縮する同期パスの導入
編集者はResolveを離れずに短時間で“使える”初期効果音パスを得られ、個別のファイル検索や手動配置を減らせる。サウンド担当はそのパスを基に差し替えや精緻化を行う運用が想定される。解析回数の月次制限は運用計画に影響する可能性がある。
主な対象:映像編集内で素早く初期効果音を構築したい編集者や小規模プロジェクトのワークフロー効率化を図るチーム。
Resolveのパネルから解析→レンダリング→差し替えの流れ
Edit/Cutページ上でIn/Outを指定し要素群(アンビエンス、フープ、インパクトなど)を選んで解析すると、クリップが新トラックへ配置される。必要に応じてワンクリックで個々の要素を差し替えられるため、まずは粗いパスを生成してから細部を詰める運用が想定される。
解析挙動と利用制限に関する留意点
解析は映像フレームを照合して素材を選ぶが音声を合成する方式ではなく、解析回数はプランごとに月次の上限がある。