- 撮影ワークフローが柔軟化:撮影中でなくても写真を削除でき、通信がない場面でも「Take More Pictures」でスキャンを継続できるようになった。
- モデル表示と操作性の改善:3Dビューのメニューに詳細情報やアイコンを追加し、ビューキューブの見た目を向上させた。
- 処理挙動の既定変更:Objectモードでのデフォルトをwatertightメッシュ、Standardモードを非watertightメッシュに設定するようになった。
撮影制御とメッシュ出力の既定が分離
撮影機能では写真削除のタイミング制限撤廃とオフライン下での追加撮影オプションを追加、UI側では3Dビューの情報表示とアイコン改善、処理パイプラインではObject/Standard各モードのメッシュ出力既定を切り替える設定に変更された。
- 撮影中以外でも写真を削除可能に
- 「No Connection」画面から『Take More Pictures』でオフライン継続
- Object/Standardモードごとのメッシュ出力既定値(watertight/非-watertight)
変更前:従来は写真の削除が撮影中のみ可能で、オフライン時にスキャンを再開するための画面オプションが限定的だった。Object/Standard両モードでのメッシュ出力既定は一律の振る舞いが想定されていた。
今回:撮影後にも不要写真の整理ができ、接続がない環境でもその場で追加撮影を続けてスキャンを完結させやすくなる。Objectモードは密閉(watertight)出力、Standardモードは非密閉出力を既定として得られるようになる。
実務上の差:手戻り削減と現地撮影の自律性が高まり、撮影と整理のタイミングを分離できる点が変化。処理側ではモード選択だけでメッシュの閉塞性の既定が変わるため、後工程でのメッシュ処理方針をモード選択に紐づけやすくなる。
現場での撮影→処理の流れに与える影響
現地やオフライン環境でのスキャン完了率が上がり、不要カットの整理を撮影後に行えるため撮影担当と処理担当の役割分担がしやすくなる。モードごとの既定メッシュ種別は、リトポや修正工程の必要性に直接関わるため、どのモードで撮るかが後工程の負荷に直結する。
主な対象:モバイルで現地計測・フォトグラメトリを行う撮影担当者、リトポやメッシュ処理の負荷を運用で管理する制作チーム
現場運用での組み込み方の要点
オフラインでの追加撮影や撮影後の写真整理を運用に組み込み、Object/Standardモードの既定出力の違いを踏まえてモード選択基準を決めると後処理の手戻りを減らせる。
補足と確認ポイント
iOSのみの機能(過熱警告)や、今回の一次情報で示された以外の出力仕様や対応環境の詳細は記載されていないため、必要な場合は公式ページで確認が必要。
forums.unrealengine.com:RealityScan Mobile 1.9 Release Notes
元情報公開日:2026年8月26日